インタビュー★ボビー&マニ
http://entertainment.timesonline.co.uk/tol/arts
ギレスビーと彼のバンドメンバーは驚きに満ちています。彼らの新しいアルバムはBeautiful Future。数年前の間に、バンドはノイズテロリストからレトロロックバンドへと方向を変えました。Beautiful Futureはプライマルスクリームがポップグループであるということを浮かび上がらせます。現在彼らからは予想もしてなかった思いもしなかった事が起こるということを学ぶべきでしょう、彼らという存在そのものが期待を混乱させるものなのだと。何年にも渡って、〝生き急いで、早く死ぬ〟ロックンロール論理に従って彼らはドラッグにまみれていました。彼らはもっと以前に解体もしくは爆発していてもおかしくない状態でした。しかし24年間を経て、依然として彼らは強い影響力を放つバンドです。もちろんメンバーチェンジはありました。しかしクリエイティブのコアであるギレスビーとギタリストのイネスは20年間に遡りますし、後から参加したベーシストのマニも12年間の積み重ねとなります。彼らは時代思想を特徴づけるアルバムを発表して、それに続く期待が彼らの終焉を急がせさえしました。そのことはマニの在籍したストーンローゼスが証明します。
私はマニがこのインタビューの場にいてくれてとりわけ嬉しく思いました。なぜならこのインタビューを始めたとき、私の最初の質問がギレスビー(ソファーの中に沈み込んだ)の軽蔑の鼻音に晒されたからです。これは少しばかり不穏な成り行きです。私がした質問というのはBeautiful Futureのアップビートな音楽の下で歌詞的にはダークなメッセージがこめられているのではないかという事でした。シンガーとは対照的なマニがユーモアたっぷりに答えてくれました。
そりゃある意味で伝統的なギレスビー式トロイの木馬って事なんじゃない?シリアスメッセージを素敵なバブルガムポップチューンの下で伝えてるのさ。
なんとか上手にまるめこんでギレスビーを会話に加わらせることが出来たので、彼はその質問が嫌いな理由を説明しました。
本気で曲の歌詞とかについてしゃべりたくないんだ、だって他の奴らが彼らの歌とか説明してるの聞くのが嫌いだからさ。思うんだけどこのジャンルって全てがあんまりにも説明しすぎじゃないか?だから神秘的な部分がなくなってしまう。ここんとこの音楽の問題のひとつはそこにミステリーがないってことだよ。もしそこにミステリーがなかったら、君はイマジネーションする力を失ってしまう。もし俺がここに座って歌の説明とか始めんだったら、俺は全てを台無しになっちゃうよ。
勘違いはしないでくれ、言葉は大事なんだ。俺は自分の歌っていることを信じているけど、君がもしアートギャラリーなんかに行ったりしたときにそこにある絵の全ての説明をアーティストにもとめたりはしないだろう。君自身のイマジネーションを走らせたいと思うだろう。歌詞を離して考えるべきじゃないんだ。歌詞、音楽、雰囲気、エネルギー全てが一緒にあるんだから。他にもバンドが話してることで俺が嫌いなのは、このレコードをつくるのにこんな苦労してとかそんな話だ。
それって大変ってわけがないだろ、楽しい時間じゃないか。
マニは言います。
このアルバムの音がアップビートに聞こえるんだったら、それは俺達がこの仲間の間でほんとに楽しんでるって事じゃないのか?俺達レンガでいっぱいの箱を持って梯子を上ってるって訳じゃないしな。その仕事は他の面では需要があるわけだけど、まぁ俺は自分が夢見てた事をやってるって事さ。
二人はPrimal Scream特有のケミストリーについて議論を始めました。誰かがそれを意図したわけではないのに、皆で一緒にプレーを始めたら、曲が突然に方向性を変えてそこにマジックが起きるのです。バンドは結合することでそれを引き起こしそれはまるでウイジャ盤(霊界と交信できる板らしい)が新しい何かを送ってくれるような感じです。
例として彼らはニューアルバムに入っているUptownの話を始めました。その曲の最初は純粋にスタンダードなディスコとして始まったのですがだんだんとユニークな特徴を持つようになっていきました。
まるでジャー・ウーブルが女の子とプレイしてるみたいなさ。
マニは言います。そのありえない組み合わせに彼はとってもご満悦のようでした。
言葉を超えてるってとこがこのバンドにはあるんだよ。
ギレスビーは言います。
それを誰かに説明しようなんていう奴はこのバンドにはいられない。
マニがそれに同意します。
そこにはESP的なことが働いてる。その場所に彼が行く前に、誰かがそこに行くだろうなってわかっちゃうんだ。
プライマルスクリームはトラディショナルロックバンドの中核といったバンドですが、バンド運営はとてもルーズであり、このケミストリーは最も素晴らしい部分です。ギレスビーはこのやり方をジョージクリントンがとった政治手法、そしてファンカデリックが行った信用できるミュージシャンを集めてラインアップを変化し続ける方法からインスピレーションを得たそうです。プライマルはバンドという枠組みで考えるのをやめて、プロデューサーとして考え始めました。曲がイメージするミュージシャンをバンドに迎えて、もし主要メンバーの誰かがその曲に必要ないことがあってもあまり気にしないことにしました。
もし誰かが「この曲じゃベース弾いて欲しくないんだけど」って言われたって、俺は俺の乳母車の上からガラガラを投げつける気はないよ。それで曲がよくなるんだったら俺的にはOKさ。俺達は厳しいバンドってわけじゃない。エゴなんてエゴチェック女にくれてやるよ。それに曲を聴いてくれる多くの人を喜ばせる前にバンドメンバーが喜ばせてるって事がいいだろ。
オープンドアポリシーはおもしろいコラボレーションを産み出します。今回のアルバムではThompsonが歌うフリートウッド・マックのOver and Overがバンドの新しいポップ感覚の部分を強調します。その音はどこからやってきたのでしょう。それは手の込んだ策略の上なんでしょうか。俺達は反復ビジネスってのをやってるってわけじゃない。俺達は実験が大好きだから。ギレスビーは話します。バンドは2006年の12月に前回のアルバムRiot City Bluesのツアーを終わらせて、やがてBeautiful Futureとなるアルバムのためにスタジオに召集されたのは2007年の1月でした。スタジオに集まって6週間後、ギレスビーはバンドが新しい方向に進んでいる事に気が付きました。
俺はアンドリューが今までとは全く違う感じでギターを弾いてることに気がついたんだ。それはもっと正確で機械的なんだ。
プライマルのケミストリーの始まりをボビーは思い出します。
アンドリューの始めたことでドラマーがプレイを変え始めてそれでマニもベースの弾き方を変えてきたから俺は今までとは異なるメロディーを考え始めた。アンドリューのギタープレイの変化が最終的に全ての演奏を変えてしまったんだ。
この新しい音は火曜日のマッシブアタックスメルトダウンフェスティバルでお目見えとなるでしょう。このフェスにプライマルは彼らが非常に影響を受けたバンド、MC5と共にステージにたつ予定です。マニはまだ彼のヒーローの前でプレイすることに失敗するのではないかと不安に思っていると話します。しかし彼はその事をポジティブに考えます。
恐怖はすごいモチベーションだし素晴らしい原動力さ。そいつを最大限に利用するべきなんだ。
そうは言ってもプライマルスクリームは全ての事を最大限にするバンドです。歌詞について話すことを除いては。
Primal Scream & MC5
24日火曜日に行われたMeltdown2008のフェスの様子、YTに来たね!
フォーラムでもお菓子屋さんに来てる子どもみたいだったと言われるほどこの日はご機嫌ボビーだったみたいです。
primalオフィDVDの最後もMC5のkick out the jamのカヴァーでこの曲は思わず繰り返し見てしまうんだけど、MC5ってかっこいいバンドなんですね。商業主義に真っ向から向き合うpunk精神ってやっぱ好き。ギター、ドラム、ベース2本でMOVIN UPやったらしいけど、すごい事になってそうで音源めっちゃ欲しいです。ミュージシャンがリスペクトするバンドをカバーしてる曲って、愛情が感じられたり、音楽の力って凄い!って気持ちが聞いてる側と同じレベルでシェアできたりほんとにいいなって思いました。
Is he a homophobe?
Queens Of The Stone Ageのジョッシュ周辺は6月13日のフェスで起きたハプニングがちょっとした騒ぎに…バンドのフロントマン、ジョッシュオムがライブ中ステージに靴を投げ込んだ客を引き抜いてbutt-fuckしたろかと脅したのがyoutubeでオープンになっちゃったんですね。その後ネット上では〝結局ジョッシュってhomophobeじゃん〟って話で大騒ぎ。
それに対して〝あんたら頭、悪すぎじゃね?〟とネット上で本人が反論。
まぁ頭にきたらそういう言い方しちゃうタイプなんですよぅ、ジョッシュもある意味単純だけど、homophobeじゃんって騒ぎ立ててるほうもほんとはわかってるくせにたち悪いよなって思ってしまう。
でもこれを読むと、やっぱジョッシュの言ってる事は筋が通ってるよって思わず納得してしまいました。
http://www.nme.com/news/
もともとっていうのが>>>
http://www.nme.com/news/queens
この記事以前にこんなものが出てたんですね。確かにお子様相手にそこまで言っちゃあぐらい、つかっちゃ駄目!な言葉の連続だ。体調崩してたりでしんどかったんだろな。うっかりYTなんかにのっかるからメディアも面白ネタめっけ!とか思って書き立てちゃうんだよね。いろんなことで起きてしまったハプニングが文章化されることで違う意味に変わっていっちゃう…
あんましメディアのいいなりになってたら、表現者じゃなくなっちゃうよ。(しかしその客に向けてビンを投げたってのはちょっと微妙かもだが)
beautliful futureいろいろ、その他
今週見てた海外サイトの音楽ニュースあれこれ。
リリース近!なんでいろいろ騒がしいのはPrimal scream周辺。ボーナストラックとかジャケットとかがここでわかります。
http://wmg.jp/artist/primalscream/WPCR000012969.html
最初に新しいジャケじゃない?って言われてたのが自分的にはいまいちだったんで、こっちでほんとによかったなぁ。ついでにボートラはこっちで1曲落とせるよ。ちゃっかりメーリングリストにいれられちゃうけどね。さすが商売上手。
http://www.myfreedownload.co.uk/primalscream
それでファンサイトである Webadelicaさんにいっちゃうと
http://www.theprimalscream.com/news/index.html
雑誌にのってたろんぐいんたびゅーが手打ちなどされてて、ときどき打ちミスらしきとことかスペース抜けてるってのに情熱を感じます。長いしね。
ボビーはアルバムのインタビューとかで〝今回のアルバムはこんな苦労して…〟とか語るのが嫌いなんだって。ミュージシャンとかじゃなくても、みんな自分の人生でがんばってることいろいろあんのに、特権階級的に愚痴ってんのがいやなんだとか。
しかもインタビュアーの説明では彼にインタビューするときはbad bobbyとgood bobbyの場合があって今回はgoodのほうだったんで、内容はbeautiful futureからよりもむしろ<彼ってこんなにナイスパパ!>みたいなとこがクローズアップ気味。
ukじゃ新聞の全国紙ではあのボビーさんが地方自治体に近所のパブの音がうるさいからなんとかしてくれってクレームを送る!なんてことが記事になったりしたそうで、いったいそんな情報が新聞社にもれてるってのも意味わからんのですけど。(その上その手紙を送ったのは奥様だそうなんで、有名人も大変だなぁ)本人はセレブって言われるのが非常に嫌なそうなんで、自分のことはロックスターだって思ってるって発言。
とにかくプライマルスクリームの活動が楽しくてしょうがないんで、もう次のアルバムの着想まであるそうです。レーベルも変わって積極的だね。なんかこういうキャリアのミュージシャンだとソロ出してみたりとかありがちだけど、結構プライマルは=ボビーってことかもしれない。そんな彼が今までの活動を経てやってみたい事っていうのは…
最高のラブソングをつくる事。 Gram と Emmylouの歌う ‘Love Hurts’を聴いたらわかるだろ。敗北で打ちのめされた気分。自分を忘れてしまうこの感覚とひとつになりたい。もしある曲を聴いてその1曲の中に悲しみとエクスタシーが一緒に存在してたら、その曲を聴いた人たちは泣きながらもなにかを掴もうとして、空気の中に手をさしのべるだろう。近いうちにね…
YTリンクはこれしかなかった。ブロークンバックマウンテンは無関係、愛しているのに傷つける・内容的にはあってるのかもしれないけど。キースリチャードとノラジョーンズもライブでやってたりして、すごい歌なのですね。BRMCを聞き出してから、カントリーってかっこいいなぁって思うようになった。この曲も染みる曲でした、人のおすすめっていいね。世界がひろがるし。
そのBRMC、ドラマーのニック離脱は今週自分的にちょっとdamagedなニュース。もうオフィシャルとかフォーラムでは散々語りつくされてる状態だけど。NMEのニュースとか見るとまるでドラッグの問題のせいじゃない?みたいな書かれ方(意図してるわけじゃないかもだけど頭のほうにあるからさ)で、一番最初ニュースを知ったときはちらと自分もおもった割には失礼だなぁとか思ったりして。ニックの新しいブログとか見るとなんとなく今一緒にやってられないって状態であるのも理解できるような?バンドにも人にもいろんなときがあって、自分自身を考えたっていろいろ変化してってるし。
http://www.shadowgang1.blogspot.com/
ついでにNMEを見ててボブディラン大師、音楽産業に物申すって記事を読みました。業界は詐欺ばっかりで、こんなだったらまだ文学界とか絵の世界のほうがよっぽどかましだって、これほど偉大な人だと持ち上げとくだけ持ち上げていそうなもんなのに、こんなこと言わせちゃう音楽産業恐るべし。
http://www.nme.com/news/bob-dylan/37147
QOTSAはようやく長いツアーを終えて、お休みしてんだかアルバムにとりかかるのか、DSもDVDもEODMもリリース未定だしフォーラムでも心配されてますね。あんまりよそ見てないんで全く不確定情報ながらもマイキーはjubileeで8月にフェス出演が予定されてるとか。トロイのSWEETHEADは秋ごろのツアーを計画してるようだけど、ワークホリックジョッシュがこのままおとなしくしてるとはとても思えないのでとりあえず次のお知らせを待て!です。
‘Beautiful Future’ ★レコ評その1
PRIMAL Screamは彼らの9枚目のスタジオアルバムでB-Unique(ニューレーベル)では始めてのアルバムとなる最新作Beautiful Futureの詳細について紹介しています。
アルバムのほとんどはPeter, Bjorn and John(こういう人たちらしい)と Paul Epworth(Bloc Partyのプロデュースとかで有名)にプロデュースされていて、7月14日発売の先行シングルCan’t Go Backが含まれています。
アルバムの目玉となるのはLovefoxx of CSS、Queens Of the Stone Age のジョッシュ・オム、フォークレジェンドのLinda Thompsonといったゲストとのコラボレーションです。
バンドはニューアルバムではフィリー・ソウル、ダークエレクトロ、加速度的ロックンロールリフ、純粋なブリティッシュポップから吸い上げたエッセンスに独特のプライマルのエッジを効かせて、ジャンルを超えた目のまわるようなミックスを保証します。
フロントマンのボビーギレスビーは説明します。
俺達の新しいレコードを最初から最後まで聞いたなら、君は全ての曲が違うサウンドとスタイルとムードに聞こえるだろう。雰囲気も演奏も前回のアルバムや今まで出したどのアルバムとも違っているんだ。プライマルの曲はヴァース-ブリッジ-コーラス-ミドル-エイト的な型にはまったものではないけど。でもこのアルバムはもっとポップ寄りだしクラシックな曲の書き方なんだ。
全てがメタンフェタミンのスピードで動いているかのような激しいドラムビートとscuzzyなギターリフ、バンドが得意とするハイエネルギーのロックンロールがつたわるシングルCan’t Go Backに向かう所がハイライトです。
他にはCSS’ Lovefoxxxとのデュエット曲のI Love To Hurt (You Love To Be Hurt)、フォークシンガー、リンダ・トンプソンとのデュエットはフリートウッド・マックのOver And Overのカヴァーです。
ジョッシュ・オムこのアルバムのクロージングトラックなNecro Hex Bluesに貢献しています。
B-Uniqueは結構新設なレーベルなんだそうでで、大物の大手レーベル離れはどこでも進んでんだなと思います。周りからみても新しい風が吹くしかなくなってるレコード産業。こうなる前に出来る事もあっただろうに。
詳しくはここ http://www.cdjournal.com/main/news
それでこのレビュー見る限りじゃ結局いつもどおりなんじゃね?等と大変失礼なことを思ってしまいましたが、彼等はそれでいいんですよ、ってか何やっててもプライマルはプライマルって感じがする。表面がどう変わっていっても根にあるものが一緒だから。まぁ親父バンドにあまり難しい事を期待してもっていうかボビーになんか期待してもねぇ。もうまんまでいいですって感じ。ストリーミングで聞いたCan’t Go Backも彼等らしい感じだったし(これ聞く限りじゃライオットシティー路線は終わったか、でもフリートウッド・マックのカヴァーって?)アルバム楽しみです。
キューブ★ジョッシュ&デイブ
はさみとのりを用意して…あなたの机の上にもペーパークラフト・ジョッシュオム&デイブグロール!ギターは自前で作れらしい。
http://www.visions.de/papierbands












